こんにちはーNONOです!
6月ってこんなに暑かったかなぁ~、
って、こんなセリフが恒例になっていますよね。
しかも今年はマスク着用が必須となっただけに、
身体の熱がこもる感じがしますね。
少し外を歩いただけでも汗が出てきます💦
さて、この汗は東洋医学では、「津液」が汗に変化したものと考えています。
「津液」は身体の水分のことですが、
その「津液」はどう作られているかというと、
口から食べたものや、飲んだものが、胃で消化し、小腸や大腸で水分を吸収された水分が、
「津液」となるのです。
汗はこの津液が元となり作られます。
西洋医学と同様、東洋医学でも、
汗を出すことで熱を放出し、
体温調節をしていると考えています。
そして汗を外に出す働きをしてくれているのは、
心の陽気です。
西洋医学で言う心臓と東洋医学でいう心は、
とても似ていますが、
心臓の働きで汗が出るとは西洋医学ではいいませんよね。
以前、クリニックで勤務していた時の患者さんが、
「狭心症」を患っており、
「夜中に汗がじっとり掻くから、何度が着替えなきゃいけないの。」
というお話をされていました。
その時、
「心の陽気が弱っているから汗が止まらないんだな。」と思ったのを覚えています。
なぜなら、心の陽気が適度に汗を掻いたあと、無駄に汗を放出しないように体表を閉めてくれる役割があるからです。
このように心の働きと汗は深い関係にあるのです。
そして、「血」と「汗」は「血汗同源」」とも言われています。
さっきお話した津液は、
汗の原料でもありますが、
血の原料でもあるのです。
そういう意味で、
血と汗はもともと同じ物から出来ていることになります。
さて、
この暑くなってきた時期に、
体温調節をするために、汗を放出することは生命活動としてとても大切なことですが、
汗を出し過ぎてしまうという事は、
血の原料でもある津液が少なくなってしまうので、
血も少なくなってしまうと考えるのです。
血は西洋医学でも東洋医学でも、
身体や臓器を栄養し、潤してくれるなくてはならないものです。
その血が減るというこのは、生命の危機とも言えます。
また「血」の原料は津液と言いましたが、
「津液」と飲食から取り入れる「栄養(水穀の精微)」から最も純粋なエネルギーを持った「営気」が合わさって「血」が作られるのです。
だから、
ただ単に汗を掻き過ぎて、水分を摂るだけでは、
身体の養生にはならないのです。
汗を掻く事で、陽気も津液も減ってしまった身体には、
水分と栄養も取り入れてあげなければ、
身体のバランスは崩れてしまうのです。
西洋医学でも、
脱水症状を起こさないためにも、塩分ミネラルを一緒に摂取することを勧めていますが、
東洋医学ではずっと昔から解っていたことなんですね。
汗を掻くこの時期、
水分だけでなく、血の原料となる栄養も取り入れるようにしてくださいね!!
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