東国三社をご存知ですか?
鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の三つを東国三社といい、この三つを参拝すると、伊勢神宮に一度参拝したのと同じご利益があるとか、、、。
人生に迷ったときにこの三社を巡るとご利益を授けていただけるという事のようです。
この三社は、
鹿島神宮は、「鹿島立ち」といい、人生の転換、ターニングポイントの作用を持っていると言われていて、「旅立ち」や「門出」を意味します。
香取神宮は、「決断」を授けると言われています。
鹿島神宮と香取神宮にはある大ナマズを押さえている「要石」があります。大ナマズの頭を押さえている鹿島の石は凹型に対して、尻尾を抑えていると言われているのが香取の石は凸型です。どちらも地上には僅かしか露呈していませんが、実は地中で鹿島神宮と要石と繋がっているとも言われています。
この頭と尻尾から、鹿島神宮は進むべき道を見極める「始まりの場所」で、香取神宮はそれを決断する「意を決する場所」を言われているそうです。
息栖神社は、鹿島神宮の人生のターニングポイントから香取神宮の決断までを支える力を授けてくれます。
そんな謂れのある三社を巡ってきました!
巡る順番は決まっていないので、どこから行っても大丈夫です!
私は、息栖神社→香取神宮→鹿島神宮の順番で回りました。
息栖神社。
御神木。神気に満ちてます。
「力石」。2匹の狛犬が主役のようになっていますが、左端に石が写っていますのが「力石」です。
つづいて、香取神宮です。
参道の両際にお店が並んでいますが、平日のためか定休日なのか閉まっているお店も多かったです。
鳥居をくぐって、「御本殿」まで参道はもみじが多く、突き抜ける空を覆うようにもみじの枝葉が茂っていたので、紅葉時期は美しい装いになるのではないでしょうか。
「楼門」です。その向こうに見えるのが「御本殿」になります。
「御本殿」は漆黒で塗られているため、他にはない厳かな雰囲気があります。屋根も藁葺なのでしょうか、密度と綺麗にカットされた藁葺屋根はそれはもう芸術的です。
あまりにも美しすぎて、写真を撮るのも忘れてしまいました💦
そして「要石」のある「護国神社」へ行く階段。
上に上がったら、既に彼岸花が咲き始めていましたよ。
なんとなく「要石」は写真を撮らせていただいていいのだろうかと悩み撮りませんでした。
そして、参道の脇に「厄払いだんご」が美味しそうだったので、いただきました!
団子餅がとっても柔らかく、甘すぎないみたらしとナイスマッチング!
香取神宮に来られたら、是非食べて~!!
またこの参道にあるお店で「パワーストーン」の売っている「夢屋」さんが有名です。ここでは、自分にあった「パワーストーン」を見てくれるお姉さんがいて、色々相談にも乗ってくれるようです。本当はここで今の私に合う石のブレスレットを作ってもらいたかったのですが、時間も足りず、まさに石選びと今のご家庭事情をご相談されていた方がいらっしゃったので、諦めるというか、今の私のタイミングではないんだなと判断して、去ることにしました。
最後に、鹿島神宮です!
参道脇に鹿の像があります。
鳥居をくぐると香取神宮のように、両脇に立派な木々が覆い茂っていて、ここには灯篭がいくつも並んでいました。
「楼門」は時間が17時を回っていたという事もあり、ライトアップされていました。
「御本殿」です。参拝客はもうほとんどいません。
参拝して、さらに「奥宮」や「要石」がある場所まで歩きます。森のような敷地の鹿島神宮ですが、大変整備の行き届いた樹木と参道となっています。
「奥宮」と「要石」に向かう途中に大ナマズを抑え込んだ石像があります。
こうして、地震が起きないように抑えているんでしょうね。
ここでも、神聖な雰囲気を持った「奥宮」と「要石」の写真は控えました。
見てみたい方は是非訪れてください!
今回の東国三社は、私にとってタイミングでした。
必ず、今の自分に必要な事が、そのタイミングで訪れてくれる。
人生の転換、ターニングポイント、決断、新たな出発。
色々と考える節があり、そのタイミングで「東国三社」に行くお話が舞い込んできました。
こういうタイミングを大事にしています。