前回の「きくち体操」の菊池先生の考えを受け、自分の身体は自分が作り出しているという確信を付いたお話から、やっぱり日常から意識しなければならないことがあると思います。
兎に角、患者様でも頚肩こり、腰痛持ちの方は多いです。
その殆んどが同一姿勢による負担と不良姿勢です。
お仕事でパソコンを使われている方は多いです。勤務時間約8時間をデスクに座ってパソコンと睨めっこしていたら、そりゃあ身体もその姿勢で固まるし、例え良い姿勢を保とうとしても疲れてきて、徐々に背が丸まってきてしまいます。
ずっと座って固まった姿勢で立つと、猫背で骨盤が後ろに倒れた状態で立ち、それを元に戻す柔軟性がなくなってきます。
それを元に戻すには、やっぱり自分で意識して立たなければ、改善は出来ないんです。
その姿勢をどうしたら、良い姿勢で立てるか簡単な方法をお教えします!
それは頭のてっぺんにある「百会」というツボを紐で繋がれて、その紐を上から引っ張られているイメージで立つというこです。
ただそれだけです。
イメージしにくい人は実際に「百会」のツボの髪の毛を上に引っ張ってあげると解りやすいと思います!
「百会」が引っ張られると自然と縮こまった背骨が上下に伸ばされます。
そして骨盤が自然と立つような位置に戻り、お腹が引っ込みます。
息を吸い込む時、胸郭が上に持ち上がるイメージを持って呼吸をすると、縮こまった胸も広がります。
そして、頭の重心を軽く開いた両足の土踏まずの間にあるようにイメージする。
そうすると良い姿勢で立つことが出来ます。
不良姿勢をそのまま固まらせないためにも、日頃から自分自身で意識していかなければ、自分自身で悪い身体を作ってしまうことになります。
面倒くさいといっても、
辛いといっても、
時間がないといって、
結局、悪い物は自分に返ってくるわけですから、
悪くならないために自分自身で意識しなくては良くならないのです!!
長く健康で元気な身体を維持するためにも日頃の意識で変わってきますよ☆