便秘でお悩みの方は多い。
お腹の詰まり感、
下っ腹はパンパン、
酷くなると、張って痛くなったり、
めまいも出る人もいる。
色々な原因は考えられるけど、
一つに水分の摂取量が少ないのも原因になる。
以前、私の友達が循環器系の病気で倒れた。
病院での療養中に水分を2リットルは飲みなさいと指導され、
毎日せっせと2リットルの水分を摂っていたという。
その友達は、子どもの頃から酷い便秘で、
週に1・2回程度しか排便をしなかったのが、
積極的に水分を摂るように指導されて、実施したことで、
排便が毎日出来るようになった、
というお話をしていた。
先日テレビ番組で、マツコ・デラックスさんが、
「便秘って、結局水分摂取が足りないらしいわよ!」
ともお話されていた。
人間の適量な水分摂取量というのは本当のところ分からないが、
よく言われている1.5~2リットルという量を摂取した方が良いのであれば、
この水分量を摂取出来ている人はいないような気がする。
実は東洋医学においても、
水分と大腸の関係は深い。
東洋医学では、水分の代謝を調整しているのは肺です。
肺と大腸は表裏関係であり、
肺の作用である、
「通調水道の作用」で水液代謝を調節し、全身を潤し、
「粛降作用」によって、肺で出来た気と水分を下に送り込ため、
大腸のスムーズな動きも、
肺の「通調水道の作用」で潤い、
「粛降作用」で便を外に送り出すことが出来るのです。
しかし、そもそもその水分が少なかったら、
全身を潤わす量はなく、
大腸の潤いがなくなり、排便困難になる。
また肺は燥邪(乾燥)に侵されやすく、
乾燥によって肺自身の潤いがなくなると、
肺機能の「粛降作用」・「通調水道の作用」が落ちるのです。
東洋医学から見ても、
友達の話、
マツコさんの話は、
理にかなっているんですね。
水分を沢山摂ることは、
慣れないと辛いですが、
一回の量を増やさなくても、
マメに回数を重ねて摂るようにすれば、
全体量を増やすことが出来るようになります!!
(私も夜のお酒は2缶くらい、すぐ飲めるのになぁ~なんて思いますが笑)
腸内細菌が、、、
など乳酸菌類を摂取して、
便秘解消しようとも、
乳酸菌を摂取したところで、
乳酸菌が育つ土壌がカラカラでは、
意味がない。
いい植物を育てるには、土から耕していくのは当然のことで、
どんなに、素晴らしい種や苗を植えても、
土壌に水分や栄養がなければ、
目を出さなかったり、成長はしない。
そんな事も東洋医学から見ると、
根本の原因が見えてくるのです。
面白いですね!!
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