不通則痛:通じざれば、すなわち痛む


始めて、やや1年くらい経つ太極拳の先生がよくおっしゃいます。

 

「流れてないから痛いんですよ!」

 

「気血が流れてない証拠!」

 

私の心の声:「知ってる。それ不通則痛っていうんだよ、先生」

 

太極拳の塘路に入る前に、

 

柔軟体操をしてくれるのだけど、

 

70歳を越えた先生はとっても柔らかい。

 

先生の言われた通りにストレッチをしようとも、

 

痛くて仕様がない💦

 

「不通則痛」

 

通じざれば、すなわち痛む。

 

気血水が留まることなく、

 

スムーズに経絡を運行することで、

 

身体はイキイキと健康にいられる。

 

しかし、

 

労働、過剰な運動、緊張、ストレス、

 

はたまた運動不足、睡眠不足、暴飲暴食、栄養不足、不規則な習慣、

 

寒い、暑い、乾燥、湿気、

 

などなど、

 

普段身の回りに起こりうる様々なことが、

 

身体の気血水の運行をスムーズなものから、

 

滞らせたり、

 

足りなくなったり、

 

固まったり、

 

ゆる~くなったりと、

 

流れを悪くしてしまう原因を起こしてしまう。

 

そして、流れが悪くなったところや、その先は痛みが出る。

 

例えば、

 

事務仕事の人はずっとパソコンと向き合っているから、

 

背中の筋肉が緊張しっぱなしで、

 

気血の流れが滞ってしまう。

 

それが痛みとして出てくる。

 

また、ずっと座っているから、

 

足が浮腫んできて、

 

重だるくなってしまう。

 

動かないでいると、

 

身体も冷えやすくなり、

 

冷たい物を摂取すると、

 

腸の働きが悪くなり、

 

お腹を下しやすくなる。

 

気血水の運行が悪くなって、

 

身体に行き届かないっということは、

 

痛みとして、

 

自分自身にこのままではいけないよと教えてくれるシグナルになっている。

 

 

だから、

 

太極拳の先生が教えくれる体操は、

 

痛いけれど、

 

こんなにも自分自身を甘やかせ、

 

痛みを作る元を作ってしまっているんだと、

 

改めて思い実感する時なのです。

 

そんな風に思いながら、

 

コツコツと、

 

痛い部分に気血が流れるように、

 

筋肉を伸ばしてあげて、

 

やや1年。

 

ちゃんと巡るようになると、

 

身体の痛みも本当に変わるものです。

 

そう実感するからこそ、

 

お客様にも、

 

コツコツ毎日10分でもやると違いますよ、

 

とお伝えしています。

 

インスタでもGACKTがストレッチエクササイズを動画で流してます。

GACKTも毎日やれば出来るようになると言っています。

 

#とにかくやれ

 

ともハッシュタグを着けています(笑)

 

1週間に1度の運動よりも、

 

1日10分の運動の方が成果が上がります。

 

成長したなって、

 

実感出来ます。

 

気候や仕事のストレスなどは、

 

自分自身では何とかしにくいものはありますが、

 

身体の気血水の運行を良くすることは、

 

自分でも管理出来る事なので、

 

自分自身を可愛がると思って、

 

身体の伸びてない部分を伸ばしたり、

 

動かせてない部分を動かしたりしてくださいね!