こんにちはーNONOです!
(玄関先の雪柳が満開です)
春の季節は陰陽五行でいうと肝の臓の働きが活発になる、
と言われています。
肝の働きはとても活発で、
勢いよく気を巡らす働きを持っています。
その働きが軍を率いる将軍のようなので、
「将軍の官」と言われています。
この勢いよく活発な働きと、
春の温かい空気が入り、
春風の勢いで空気が舞い動き、
新芽や花がどんどん芽生えてくる春の季節ととても似ています。
でも、
肝の働きは気を上に昇らせる勢いを持ち合わせているので、
気が上昇がし過ぎると、
イライラしたり、
頭痛が起きやすかったり、
肩凝り、寝違いという症状が春は出やすい季節でもあるのです。
先日は、
胸苦しいという症状を訴える患者様もいました。
「心臓、肺は検査結果では問題ない。」
と医者に言われた患者様。
上昇した気が上がったまま、胸につまりを起こしていたんですね。
でもこんな風には西洋医学では考えませんよね。
東洋医学では、
臓腑はこのように働きが過剰になり過ぎないように、
陰陽五行の臓が臓を抑えるという、
「相克関係」があります。
下の図のように、
肝→脾→腎→心→肺→肝…と流れになっている矢印の関係です。
この図で見ると、
肝は肺によって克されているので、
肺によって肝は抑えられてバランスを取っているという事になります。
肺は呼吸によって気を運行させる働きがあります。
その運行の働きで、
気を下降させる「粛降」という役割を持っています。
興奮した時、緊張した時、イライラした時、
深呼吸して、
気持ちを落ち着かせたりしますよね。
それは上昇した気を呼吸によって、
気を運行させ、気を下に下げているんです。
これも猫背で、呼吸が浅かったり、
この季節特有の花粉症を持っていると、
肺の働きに影響するため、
気を下に下げることが出来なくなるため、
肝の働きを抑えることが出来なくなります。
東洋医学は、
不調は気血水の巡りが悪くなるからという言葉は聞いたことがあると思いますが、
気血水は、
それぞれの臓腑がそれぞれの役割で、
その運行を支えています。
だから、
お互いの役割がしっかり働くためには、
一つ一つがしっかりしていないとバランスを崩すことになるんですね。
肝が活発に気を巡らすのも大事。
肺が呼吸を持って、気の運行をさせるのも大事。
心の血を全身を巡らすのも大事。
脾の飲食から気血水となるエネルギーを運ぶ働きも大事。
腎のエネルギーを貯えて、臓腑の陰陽を支えているという働きも大事。
それぞれの働きが別々のようですが、
それを一つの循環を持って動いています。
だから、
「木を見て森を見ず」とは、
一つの働きだけをみていたのでは、
支え合っている互いの関係を無視することになってしまいます。
春の季節は、
コロナの問題もありますが、
軽く体を動かして、
呼吸を深く吸い、しっかり吐き出すように意識するといいです!!
さて、
4月の休診日は下記となります。
7日(水)
14日(水)
21日(水)
28日(水)
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