最近、電車の中でスト〇ージというお薬の広告がありました。
のどのつまり感や違和感に使う漢方薬のお薬です。
「のどのつまり」
「のどのつまり感」
「のどの違和感・圧迫感」
「のどの異物感でむせたり、呼吸が苦しい」
「喉辺りに何かあるが、出したいけど出ない、飲み込みたいけど飲み込めない」
など、このような症状に使うお薬です。
西洋医学では、この喉の異物感を「咽頭神経症」「咽喉頭異常感症」「ヒステリー球」といいます。
検査してものどを詰まらせている腫瘍などは見付からないため、精神的なストレスや心配・不安などからこのような症状が起きると言われております。
東洋医学では「梅核気」といって、気の停滞からおき、体の水の代謝がうまくいかないと気と水の停滞がもたらす痰により喉に違和感が出てくると考えられています。
ストレスはスムーズな気の流れを滞らせます。気の流れは臓腑の活動を助けるため、気の動きが悪くなると臓腑の活動も悪くなります。それにより消化不良や下痢・便秘・胃痛など様々な症状が出で来るようになるのです。
痰とは脾胃の活動がうまく出来ずに水から出来た病理産物と東洋医学では考えられています。
この市販されているお薬は漢方薬ですが、東洋医学では何千年も前からこの病気について解っていたため漢方薬で治療されてきました。そのため、現代社会において、胃痛や胸のつかえ・のどの違和感はストレスのために起きていることが大変多いため、これらを治す薬として漢方が見直されているにではないでしょうか?
鍼灸治療も同様の考えで治療していきます。むしろ鍼灸治療はこういった症状に対して得意な分野です。
このような症状でお悩みの方で、病院で異常がないと言われた方は、あきらめずに鍼灸治療を試して下さい!!