イライラしないようにする。
イライラという感情はどういう時に起きるのでしょうか?
自分を批判された時、
思い通りにならなかったとき、
我慢を強いられたとき、
どの感情も自分にとって不利に事が進んだときに人はイライラします。
人と人との関わりで、すべてがうまく進み、トラブルもなく感情のぶつかり合いもなくなんて事はなかなか難しいことです。
でもどうしたら、イライラしないようになんてできるのでしょうか?!と疑問に思われるでしょう?
先にも述べたように人は自分に有利に事がすすんだり、優位な立ち位置にいれる方が気分がいいものです。
しかし、自分がそう思うように相手も、人より自分は立ち位置を一段でも高いところにいたいものです。
その対立が感情を揺るがし、イライラと繋がってしまいます。
私は気を使って早めに待ち合わせの時間に到着したのに!あの子は私よりレベルの低い大学なのに!スタイルも顔も抜群だからって!
などなど社会的な基準に乗っかって、自分の感情、人の行動、立ち位置を判断してしまう。
そこから抜け出すことが出来ないと、イライラした感情からは一向に抜け出すことは出来ないのです。
社会的な基準、
それは、
上とか下とか
年功序列とか
男だから女だからとか
権力とか
財力とか
学力とか
容姿の優劣とか
社会で作られた優劣の立ち位置が私たちの感情を作らせます。
イライラしないためにはこの社会的基準の思考を変えていかなければいけません。
それを社会に取り残された負け組の意見だと批判する人もいるかもしれませんが、
私からすると、現社会に染まりきって、大きな視野で物を見れない人と思います。
だからと言って自分という人間はしっかり持っておかなければなりません。
でも社会的基準で人を批判したり、屈したり、媚びたりしない自分の思考が大事なのです。
自分の思考が社会的基準で物を見ないようにしても、相手がそうとは限りません。
しかし自分の思考が変えられると、何が起きても冷静に感情を揺るがすことなく対応出来るものです。
イライラは気持ちが綺麗じゃなくなります。
東洋医学では肝火上炎・肝陽上コウといって、
頭痛・めまい・肩こり・不眠など
体の異変も起こすのです。
上でもなく下でもなく人に優しい気持ちで繋がり、生きていくことは豊かな人生に繋がって行くはずです。