この間、ドラッグストアで買い物したところ、レジで鼻水をすすりながら待っていたら、店員さんに、
「花粉症ですか?」
と聞かれ、
「そうです。」
と答えると、
「砂糖取らない方がいいですよ!砂糖は血液をドロドロにするので免疫機能も低下しますよ。」
「あと冷えもかかわるから、温かい飲み物を飲むように心掛けた方がいいです!」
と親切に教えてくれました。
私の症状で状態を察知し、必要なことを「伝えてくれる」というお気持ちが嬉しかったです!
お砂糖が花粉症に関係するのか、、、免疫機能に影響あるのか、、、というお話。
実は前回のブログで「発酵食品」を摂るようにしようと決めたのもここにあります。
私達は、一個体で一人で生きれいるようで、実は1000種類以上の細菌と共存して、生きています。
それは腸内細菌が、私たちが口から入れたものを身体に吸収しやすいように分解したり、人間が自ら作り出せないビタミンを合成せてくれています。この細菌たちのお蔭で私達の健康は保たれています。
腸内細菌でよく言われるのが、
善玉菌・悪玉菌。
そして、体調によって善玉菌にも悪玉菌にもなるのが、日和見菌です。
この3種類の菌はどれが悪いということはなく、バランスが取れていればとってもいい関係なんですが、暴飲暴食やストレス、睡眠不足など身体に負担がかかるようになるとバランスが崩れ、悪玉菌が多くなってしまいます。この時日和見菌も悪玉菌に変化してしまうのです。
そうすると皆さんも経験したことがあると思いますが、「便」の状態はどうですか?
「便」は「便り」と書く通り、身体の状態を知らせてくれる情報なのです。
体調が悪くなると、「便」が、
・臭いがくさい
・下痢をする
・ガスが多く発生する
・便秘になる
・未消化のものが出る
など、「便」が身体の中の状態を知らせてくれます。
日常からこういう経験はよくありますよね。
悪玉菌が増えるとお腹の中に毒素が増えると言われています。
元々、腸内細菌は食べ物を腸から吸収しやすく分解して、腸から吸収された栄養素は最終的には血液となって各機関へと栄養が届けられていきます。それが悪玉菌が増えてしまうと、腸内に発生した毒素で腸の働きが悪くなり、栄養たっぷりの綺麗な血液ではなくなってしまいます。免疫もこの血液の一部が働いて、身体を守るのですが、それがまともな働きが出来なくなってしまいます。
その悪玉菌が増えてしまう原因ですが、先程も書いたように不摂生やストレス、睡眠不足から起きてしまいますが、食べる食事内容でも悪玉菌が増えてしまいます。
それが悪玉菌の餌となる砂糖(糖質)なんです。
ドラッグストアの店員さんはこのことを伝えてくれてたんですね。
この飽食の時代。
米・パスタ・パン・ラーメン、
スイーツ・糖度の高い果物や野菜、
清涼飲料水、
本当に砂糖(糖質)だらけなんですね。
でも要は善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスが大事なのに、今の食事は善玉菌が増える要素が低くなっています。
善玉菌となってくれるのは昔ながらの発酵食品。
味噌・納豆・麹・ぬか漬け・ヨーグルトなど、
味噌・ぬか漬けは各家でも作って、当たり前のように毎食食卓に出ていました。
しかし、今は作ることも、食べる回数も少なくなっています。
でも善玉菌は勝手に腸の中に入ってはくれません。
だから赤ちゃんの時は母乳から、母の菌をもらいます。
そうすることで、生まれたばかりの身体を雑菌から守ることが出来るのです。
まだまだ発酵が足りないぬか床ですが、自分の身体と共存して助けてくれる菌が熟成されると思うと愛おしくなります♡