寒い!寒い!寒い!年の瀬にきて、さらに寒さが増してきましたね(><)
通勤時にはマフラーと手袋がかかせません。皆さんは寒さ対策はしていらっしゃいますか?
ここまで寒いと電車に乗っていても、かなり厚手のコートを着てマフラー&手袋してる方はよくお見かけします☆
体を冷やして風邪を引かないように、皆さん対処されていますが、なかなか逃れられないのが乾燥!!もちろんオフィスやお家でも、暖房器具を使ってお部屋を暖めますよね。ただでさえ乾燥するこの時期・・・暖房機を使うとさらに乾燥が強くなります。この乾燥が風邪を招くことになるのです。
東洋医学では環境から人体に害をおよぼすものを六邪といい、風邪・寒邪・湿邪・暑邪・燥邪・火邪があります。
そのうち乾燥から人体に害をおよぼす邪が燥邪です。
燥邪は肺を傷付けます。この肺というのは、東洋医学では一般にいう肺とはことなり、人体の生理機能を行うものの1つと考えて下さい。肺は体を六邪から守る「衛気」を全身に送る役割があります。しかし、肺は潤いを好み、乾燥を嫌います。乾燥が強い環境にいると、燥邪が侵入し肺の機能が低下して、六邪から体を守る「衛気」の巡りが悪くなり、風邪を引き起こす「風邪」も入りやすくなってしまうのです。
西洋医学で言えば、鼻から肺を呼吸器と言いますが、呼吸器の表面は粘膜に覆われており、外から入るチリ・ホコリ・菌・細菌の侵入をここでくい止めているのです。
しかし、この粘膜が乾燥して菌や細菌・ウイルスの侵入を防御出来なくなると、感染病にかかり易くなるわけです。
寒さ対策はバッチリの私達ですが、乾燥対策もしておかないと体調を崩す原因なりかねません!!
乾燥対策としては加湿器をつけたり、カップにお湯を注いでカップの口を両手で覆う様にして、左右の手の間に鼻を近付けて湯気を吸い込むと、鼻から喉の粘膜が潤うので試して下さい。
通勤中はやはりマスクをすると、自分の吐いた息がマスクの内側を湿らせるので、細菌や・ウイルス以外に乾燥からも体を守ってくれます!!
基本的には体が元気であれば、六邪は体に侵入しないと、言われております。しかし、忙しい年の瀬・・・体が疲れてきてますよね(--)ゞ邪から体を守りつつ、栄養と睡眠をしっかり取って養生してください☆