長い人では10連休のGWは
あっという間という人もいれば、
こんなに休みはいらないという、
意見が2極化していますね。
私はというと、
夢の10連休、
あったらあったでいいなぁと思うんですが、
やっぱり訛るんですよね、腕が。
よくピアニストとか、バイオリニストが1日でも練習を怠ると、
それを取り戻すまで何日もかかると言うように、
やっぱり鍼も感覚のお仕事なだけに、
繊細さが重視される。
夢の10連休ではありますが、
感覚を取り戻すことを考えても、
軽い休みを間に入れるくらいで良かったかなと思っております。
そんなことを言いつつ、
私だって休みは大好きですから~(笑)
そんな休み明けは、
とにかく風邪引きさんが増えてますね。
GW明けのクリニックは混んでいたという話。
10連休で、いつもとリズムが合わなかくなったり、
家族サービスで無理したり、、、
そんな中、日中の夏のような暑さに比べて、
朝晩は冷え込んだりと、
自律神経もついていけなくなります。
1日の変動が大きいと、
東洋医学でいう陰陽のバランスも取れなくなっていきます。
多いのが喉鼻症状の呼吸器系の風邪。
肺は新鮮な外気を取り込む大事な場所。
そして東洋医学でも肺は水の上源といわれるくらい、
肺は潤っていないと正常に機能してくれません。
だから、乾燥は肺にとって大敵です。
肺と繋がる喉鼻は、外邪の侵入があると症状が出やすいです。
お客様でも鼻声だったり、
鼻水がでたり、逆に詰まったり、
咳が止まらないという方が多いです。
長引く咳や鼻水をすする行為にだって、体力は消耗します。
1回の咳は2kcal消耗するといわれてますよね。
100回の咳で30分のジョギングに匹敵するくらいと。
そのくらい風邪が入った事態で、
身体は治すために働くので、
非常に体力的に辛くなります。
肺機能を高めて、
正常に機能するように治療することが大事です!
鍼治療では肺機能に関連する肺経のツボを使います。
そして、咳の症状がある方は、
肩や背中、胸部の筋肉が非常に張っているので、
肺機能を高める治療と一緒に、
張った筋肉をほぐしていくのも、
楽な呼吸に戻すのに大変有効です!
とにかく肺は乾燥が苦手な臓器。
乾燥した空気を取り込まないようマスクをしたり、
抗炎症作用や抗酸化作用のあるハチミツをお湯にといて飲むのも有効ですね!。
私は紅茶にお砂糖代わりにハチミツを入れて、レモンを少し入れるのが好きです!
はちみつレモンティーですね。
また自宅でお灸も有効です!
大椎・風門・肺兪・中府は風邪には良く効くツボです。
特に風邪の引き始めは、
大椎・風門・肺兪に熱いくらいのお灸をした方が外邪の侵入を防げます!!!
試してみてください♡