肩凝り・腰痛にふくらはぎも診ます!!


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自宅に咲いたバラです☆このバラは特に手入れをしている訳ではないのに毎年せっせと花を咲かせてくれます!
このバラの強さにいつも感動させられます。

さて、国民の大半は悩まされている肩凝り・腰痛。
当院では必ず治療の際にふくらはぎを診させていただきます。

全然、凝っている場所と、痛い場所と違うじゃない!!と思うかもしれませんが東洋医学では
大いに関係があります!

いや西洋医学的にいっても関係があります。

まず、東洋医学では経絡という身体をくまなく巡る気血の通り道があります。
健康な身体はこの経絡を気血が隅々まで行き届いていますが、身体が疲れたり・ストレスを感じたり・また風邪など引いた時、侵された経絡上で気血の流れが滞り凝りや痛みといった形で症状がでるのです。

肩や腰は足の太陽膀胱経という経絡が流れています。下の図がその経絡の走行ですね!!BOUKOUKEI1-166x300

膀胱経は目の内側から始まり頭部を通り肩・背中・腰そしてお尻から脚へと下りふくらはぎの後面中央を行き途中で下腿の外側に移り足の小指へとゴールするのです。この膀胱経は身体を大きく縦断するため、肩や腰以外の場所に反応が出たりや治療をすることが出来るのです☆

大抵の肩凝り・腰痛で来られている患者様はふくらはぎを触ると硬く張っています。
肩凝り・腰痛がある方はご自分で膝の裏中央付近からふくらはぎの真ん中の割れ目辺りを押してみてください!!
結構、痛かったり気持ちいい感じがしますよ~

西洋医学的に言えば、肩凝り・腰痛の原因に姿勢が大きく関係しています。
骨盤の上に乗っかっている脊椎の形は緩やかなS字状のカーブをしています。そのカーブは骨盤の傾きで大きくなったり緩くなったりします。姿勢の悪い人はこのカーブが大きくなってしまう方向に骨盤が傾いているので肩や腰に負担がかかるのです。
しかも骨盤につく筋肉は脚の方の筋肉も付いているため、骨盤の傾きによって脚の筋肉が張ってくるようになり押すと痛かったり硬くなっているのです。

このように身体は一部を診るだけではなく全身を診て治療をすることにより楽になることが出来るんですよ☆