気圧の変化で出る症状が関節痛!!


kansetutu-300x247

雨が降ったり、寒くなったり暑くなったりと気候の変化の激しい季節です。

この時期、高齢の方や以前関節をケガされた方は雨が降る前の日に関節が痛み出すことが多いです。
低気圧や湿度が増したことで関節の中のお水が増すことで、関節の内圧が上昇し痛みを起こします。

股関節や膝関節は特に体重がかかる関節です。歩いているだけでも関節への負担は体重の2・3倍と言われています。体重が50kgなら100~150kgの負担が関節にかかっているのです。
ましてや階段の昇降は5・6倍と負担は大きくなります!!

関節が痛み出すと立ち上がりや正座、歩き始めさえ痛みを生じます。

この時期、関節痛の対策として、まず関節を冷さない様にしましょう。温めて血流を良くする事は関節内の水をスムーズに循環させ痛みを起こす原因物質を滞らせることなく流してくれます。
また、関節は筋肉に覆われ支えられています。筋肉が硬いと関節のスムーズな動きが出来ません。関節を大きく動かせることが関節内の循環を高め関節面の軟骨の栄養となるのです。そのため関節の柔らかさを保つためにストレッチをするよう心掛けましょう。しかし、関節が柔らかい方が良いとはいえ、痛みを起した膝関節に正座は負担が大きいため、正座は避けるようにして下さい。
靴も自分の足にあった運動靴を選んで履いて下さい。足元が安定していれば、関節への負担も軽減することができます。

股関節痛・膝関節痛・肩関節痛などの関節痛は鍼灸治療の得意とするところです!!
当院でもこれらの疾患を診る事が出来ます。また、運動療法の指導や生活のアドバイスも出来ますので、この時期の関節痛を我慢しないでできるだけ早い受診をお願いします。

必ず辛い痛みにお役に立てるはずです。

こころよりお待ちしております。