明日２月２２日（日）は鍼灸師国家試験の日です！！

私が受けた当時は鍼灸学校の数も少なく、学校に入学出来るのも倍率が高く合格出来たのもラッキーという時代でした。

その中でやっと３年の勤勉生活を終え、いよいよ国家試験に臨んだあの時の気持ちは今でも覚えています。

今では学校の創設規制が緩くなったために、沢山の鍼灸学校が増え、世の中に多くの鍼灸師がいます。

しかしながら、鍼灸師は国家資格を持ちながら、沢山の鍼灸師に対して、就職枠はとっても少ないのが現状です。

そのために、独立する人や医療機関に就職出来ても、鍼灸業務とは違う内容の仕事（介護関係など）だったりと中々困難が待ち受けております。私自身、医療機関にいたにも関わらず、鍼灸治療をさせてもらったのはほんの少しでした。
また鍼灸師の国家資格を取得したのに就職できず、全く違う畑で働いてる人も少なくありません。

それは一つにはまだまだ鍼灸が世間一般のイメージが

「腰痛・肩こり治療」のような整形外科疾患に対してするもの

鍼って痛いんでしょ！？

体の不調→病院（西洋医学　薬に頼る）であり、体の不調→鍼灸院（東洋医学）という概念がほぼない

保険の使えない自由診療

ということが挙げられるため、

様々な疾患を治すことが出来る治療法にも関わらず、

普及しない理由なのだと思います。

それにより鍼灸師の就職先は一向に増えないのです。

私の学校に入学した喜び・国家試験に挑んだ意気込み、あの時の思いを思い返してみると

未来に強い希望を持って過ごしていました！！

当時の自分の気持ちに照らし合わせ、これから国家試験に合格して社会に希望を持って進める鍼灸師が増えるために、

私達、先輩が確立していかなければならない課題と思います。

私達が、新米鍼灸師を安心して就職活動させることができ、沢山の鍼灸師を取り入れる枠を広げていく義務があると感じております。

NONOはまだ小さい鍼灸院で人なんて雇えませんが、いつかそのように社会に貢献できたらと考えています！

いやいや実行出来るよう努力します(^^)

明日、学生のみなさん、頑張った３年間の血と汗の努力をぶつけてきてください！！

応援しております！！