6,視界のスミにブランブラン


さてさて、今日もきました鍼3回目!

治療に入る前のカウンセリングタイムに、前回は頭痛、前々回は嘔吐に下痢、と、なんでまあこんなに色々症状出るんですか、と聞いてみました。知人も何人か鍼をやっているのですが、ちょっと重だるいとか、別の悪い場所があぶりだされてきた、という感想は聞くものの、ここまで極端な反応が出てる人っていないんだよね。

「たぶん、かりこさんは、もともとそんなに強い方じゃなかったけれど、色々と頑張ろうと我慢しているうちに、身体の方が大丈夫なように変わっていってしまったんでしょうね。今は、からまって硬くなった毛糸をほぐしているような段階です」

とのこと。

no04-02うーん、確かに、仕事で慢性睡眠不足、とかだけでなく、若い頃は「へーきへーき―」とか言って無茶したかもなあ。毎日日本酒4合飲んでたり(血を吐きました)とか、2時間でツマミなしで一升あけたり(でも二日酔いはしないんです)とか、タバコを1日2箱は軽く吸ってたりとか…今は全部やめてるんだけど。

と言ったら、怖い顔されました(誇張)。

まあ、それは極端な例としても、もともと「気合で何とかなる!」と、突っ走る性格でした。「歩けて」「話せて」「笑えれば」、それは大丈夫ってことだって。仕事とか、「やらなくちゃいけないこと」を、我慢できる程度の「具合の悪さ」でサボるのはイヤだったし。

そもそも、「具合が悪い」って客観的な比較ができないから、我慢できるのに我慢しない、っていうのは、自分に対して甘く、怠けているようでイヤだったのです。

一度、蓄積疲労で体調を崩したので、最近では、割と規則正しく生活してきたつもりでしたが、積もり積もるものなのですね。

ということで、怨むなら昔の不摂生を怨めってことで、今は健康になることに専念しようと思います。

心を入れ替えた(たぶん)ところで、本日の鍼治療。

今回は、なんか偏頭痛が出ています。もともと、仕事がPC作業メインであることに加えて、移動中は読書か携帯ゲーム、食事中も読書、自宅に帰ればPCおよびDVD鑑賞と、起きている間のおそらく98%(当社比)は、目を酷使している生活なので、眼精疲労が出たんじゃないかなーと思います。特に、ちょっと某ゲームにはまっていた一週間だったので…ああオタクさ!

ということを先生に話したところ、なんと! 顔に鍼を入れるんだって!

ぬほっ! 顔に鍼! 怖い! 怖さサクレツ!!

とは思いましたが、まあ、なんか最近慣れてきたので、怖さよりも興味の方が先に立ったりして。

と、やせ我慢したんだよ。本当はビビリまくってました。ガクガクブルブル。

そんなこんなで、いつもの通り、背中から鍼をさしていきます。

だいぶ余裕が出てきたからか、鍼を入れると、たまに別の場所がジーンとしたり、内臓がキュッとなったりする感覚がわかるようになってきました。それも「敏感かも」だかららしいんですが、なかなか面白い。

そして仰向け。

no06-01キタヨ! きたよ顔に鍼! うおぉぉぉ、顔が! 鍼が! わーっ!

と、動転しましたが、鍼は両目の横にさくさくっと入り、先生は「あ、やっぱりかたい」と。

そうか、かたいか。

にしても、視界の横に鍼がブランブラン動くのが見えるんですけど! 口を開くとブランブラン、まばたきするとブランブラン。おっひょー、なんかスゲー!

なんというか、貴重な体験をさせていただきました。

その後、頭痛はきれいさっぱり落ち着き、心なしか目の周りも軽くなったような…気のせいかも知れませんけど。

前の3回は、色々とネガティブなことの印象の方が強いのですが、今回は、終わって「あ、いいカモ?」と思えたので、やっぱり回復の方向に曲線はあがっていってるのかな。

続き、がんばろうー!

 

 

 

 


 

 

report_res03体というのは、度を超えた刺激や、やんわりだけれども繰り返しの刺激が持続的に加われば、痛み・疲労・炎症などを起こし、危険信号を発するものです。

「かりこ」さんの仕事や生活様式をお聞きしても、眼精疲労・肩凝り・腰痛・足のむくみ、又、眼精疲労や肩凝りからくる頭痛に見まわれてもおかしくないと考えます。現在、「かりこ」さんの体の巡りを良くしている最中。その中で、過剰な刺激が痛みとして出たのであれば、それは、確実に体の巡りが良くなってるからこそ。出るべきして出た症状です。

「かりこ」さんが視界に入った鍼は、目の外側にある『太陽』というツボです。目の疲れにはとっても良く効くツボです。

「かりこ」さん、体の悲鳴が聞こえるようになってきましたね! いい傾向です☆