毎月の月経前後は、生理痛に苦しめられる人も多いと思います。
生理開始1~3日のお腹や腰、人によっては足に方まで痛みが走ります。
この感覚は本当に女性にしかわかりません。
この生理の痛み、
瘀血(オケツ)による痛みなのです。
瘀血とは、東洋医学の言葉で「血の滞り」のことを言います。
また瘀血が起きると、強い痛みを伴うと言われています。
肩凝り、腰痛も瘀血によって引き起こされます。
血と関係が深い、女性の生理の瘀血症状は、
血のりのようなドロッとした血の塊が出たり、
黒っぽい血が、
瘀血タイプと言われています。
また子宮筋腫や子宮内膜症も東洋医学では瘀血による症状と考えられています。
瘀血の症状の人は、血の塊を出すまでの生理開始1~3日が痛みを伴うのです。
さて、タイトルの「経血コントロール」は、
経血を外に出すタイミングを自分でコントロールするという事を意味していますが、
経血を子宮内に意識的に留めておいて、
トイレのタイミングで出す、
ということです。
しかしながら、
実際は膣で経血の流れ出ることを抑えておくのは難しい構造になっていて、
留めておくことは絶対とは言えませんが、
ほぼ不可能です。
ですが、経血をある程度トイレのタイミングで出す、
という行為は女性であれば理解していると思います。
くしゃみや、立つ瞬間など、腹圧がかかるタイミングで経血が出てくるのを感じることは少なくはありません。
おそらくトイレのタイミングで、経血を出すという行為をしている人は少ないと思いますが、
しかし、トイレのタイミングで腹圧をかけて、あり程度経血を出すことが出来ると、
痛みの原因である瘀血が外に排出されるため、
早く生理痛から解放されることが出来ます。
トイレに行ったときに、自分で踏ん張って、経血を出す。
生理1~2日はそれによって、ドロッとした血の塊が沢山出て楽になります。
また、トイレで経血をある程度出せるようになると、それ以外でナプキンから溢れるほどの経血が出なくなるので、下着や着衣への漏れの心配がなくなり、快適な生理生活を送ることが出来ます!!
もちろん瘀血のにならないために、
身体を冷やさないようにしたり、
身体を動かしたり、
睡眠をしっかり取ることは大事です。
ただ女性はデスクワークの仕事をされる方が非常に多く、
1日の3分の1は座りっぱなしという行為を強いられている状況にあるため、
血の滞りが起きやすい環境になっています。
だから、
経血を意識的に出すという観点から、
「経血コントロール」するという事は、
大事なことではありますが、
そんな事、親から教わったことも、
小中学での、性教育や保健体育などでも先生は教えてくれません。
だから、みんなやろうとしません。
ましてや「瘀血」という考えも知りません。
この東洋医学の考えを理解した上で、
実践してみてください!
注)経血量が大量に出る、子宮筋腫、内膜症の方、起立性低血圧など貧血傾向にあたる方はこの方法は向かないこともありますので、無理な経血の出しきりはしないようにして下さい。
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