1,元気だし、「はり」はこわい


体験レポート

no01-012010年11月某日、「鍼コワイ!」と言い続けていた私「かりこ」は、鍼治療を受けんと、キンチョーしながら駒込の駅に降り立ったのでした。

38歳デスクワーカー、というかPCワーカー。

これまで大きな病気も(骨折すら)したことがなく、30代前半は、月300時間勤務・3か月休みなし・睡眠平均3時間という半年を過ごしても、風邪ひとつひかなかったガンジョーさん。

でも、そろそろ40歳が見えてきて、踏ん張りもきかなくなってきたなーとか思うようになってきたり。

心は異様に元気で、ハイで、いろんなことやりたい! でもなんか身体が追いつかない…。

そういえばこないだ、口内炎が一気に4つできたし、口唇ヘルペスが鼻にできたし、ニキビもひっきりなしにできる…けど、まあ、生理前だし、昔から口内炎もヘルペスもできやすい体質だし、年とって抵抗力なくなってきたんですかねぇ…。

と、知り合いの院長先生に話したら、「それは、症状に慣れてるから平気だと思うだけであって、あんまり健康じゃないです」とキッパリ。

「えー、元気だけどなあ」と思いつつ、でも、実際疲れやすくなってきているのは事実なので、ちょっと弱気な私です。

「ためしに10回、体調を整える目的で鍼灸治療を受けてみませんか?」と、院長先生からお誘いを受けるものの、あー、実は最初はあんまり受ける気なかったの。

だって、鍼って怖いじゃん!

不器用ものの私は、縫い針を指に刺したこと数え切れず、もちろん流血沙汰なんて日常茶飯事、「はり」という単語を聞くと、無条件にあの痛みが思い出されて、知らず知らず眉間に深いシワが…。

 

こわいよー。

 

まあ、でも、さすがに縫い針を使うわけじゃないし、西洋医学より東洋医学の方が好きだったので、即答はせずに回答を留保。

とりあえず、わからないことはすぐにネットに頼る性格なので、あちこち検索して鍼について情報収集してみました。

ふーん、縫い針よりずっと細い鍼を使うんだー(←あたりまえ)
ふーん、1回で劇的に効くわけじゃないんだー。
ふーん、でも個人差あるからわかんないよねー。
ふーん…。

 

と、色々調べてみるものの、痛い痛くないは、結局のところ自分でやってみないとわからないということに気づく(遅い)。

ま、ダメならダメで、「痛いからもうイヤだい!」と言ってやめればいいだけだし、なにより、チャンスがあるのにやらないのはつまらない!

楽しそうなことには年がいもなく乗っかるお調子者です…。

 

ということで、10回、鍼治療に挑戦することになりました。

自分ではとても元気だと思っているので、先生に悪いところを判断してもらう方向で。

あ、でも、生理前痛は緩和すると嬉しいかも知れない。生理前1週間はずっと痛み止め飲んで生活しているのですが、なるべく薬は飲みたくない。
痛みって人と比較ができないから、自分が痛いのに弱いだけかもしれないけど…。

ということで、生理前痛のことだけは言おうと思う私でした。

しかしキンチョーしてきたよ…。